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2010年 2月8日 16:53

無題の続き2

どうも。ランドです。
今日も昨日の続きを書きます。

彼には下っ端の時から面倒をみてもらっている上司がいます。
有名大学卒の若くして重要ポストに選ばれた仕事のできるイケメンだそうです。 20前半の時に美人の奥さんと結婚したのですが、浮気をしまくっています。 でも奥さんは浮気のことをちゃんと知っていて「素人には手を出さない」というルールを作って上司の好きなように行動させています。 夫婦仲がとても良く、これでケンカにはならないそうです。
ある日のこと、彼は親友と共に上司にバーに連れて行かれました。
上司は「色気」を感じたら男でも口説くという考えの持ち主で、彼の親友に目を付けたのです。
警戒されるとダメだからという理由で彼は釣り餌として連れて行かれたのですが、その時彼の胸には不安がありました。
もし親友が自分のことを好きだとバレたらどうしようとか親友は上司の口説きをどうかわすのか気になって頭を悩ませていました。
ハラハラしつつもその夜は終わり、幾日か過ぎた頃。
親友と公園で話をしました。
そこで親友は上司と彼との仲を疑っていたと言いました。
そうではなかったとわかったけど、自分にも独占欲というモノがあったと知り驚いていたそうです。 彼はその友情を超えた独占欲に不安を覚え、困った状況になったと思いました。
その後、彼はまた上司に無理矢理バーに連れて行かれました。
異動の季節だったのでそれかなと思い普通に話していると突然親友と何があったと聞かれました。
仕事のことですか?と誤魔化して答えますが、色恋沙汰に関してトップクラスの上司に誤魔化しは効きません。
だからと言って認めるわけにはいかず違いますと言ったが、理由が気になったので何故そう思ったのかと聞きました。
俺とお前が話している時、母犬が子犬を敵から守る時のような険しい目をしていたと上司は言いました。
それで彼に対し親友が特別な想いを抱いているのではないかと気付いたのです。

続きはまた明日。